2013年05月15日

南信州ラリー in 阿南町&天龍村 オープンクラス優勝

私が行ってないので報告が遅れました。先週末は今シーズンの当チームのラリーサービス活動の第一弾、東日本ラリー選手権第3戦「AzuL 南信州ラリー2013 in 阿南町&天龍村」のサービスサポートに行ってきました。

ここは「信州」とは言うものの愛知県境に近く、東京から中央道で行くか新東名で行くか迷うようなところです。地元の方には怒られますが、ラリーでもなければなかなか首都圏から観光や仕事で行き易い地域ではなく(飯田線に乗りに行く鉄道マニアは別ですが)、南アルプスのちょうど裏側、「秘境」の趣さえあるところです。そのため当ラリーの開催は地元で大変歓迎されているそうです。

今回のサービス対象エントラントは以下。

・オープンクラス 有村/本橋組 CP9Aランサー エボ6

有村選手は以前イースト戦などで上位入賞の常連だったドライバーですが、ダートを走ったことがないためダート中心の東日本戦には上がれず、しばらく目標を失っていたドライバーです。
が、やる気と練習量は旺盛で、もはやポンコツと化しているエボ6を、走っては壊し(壊れ)、壊れては直し、その修理のために時間やお金がなくなり実戦にも出られず、と、ここ数年はカワイソウな悪循環に陥っています。
このラリーはオール舗装であるため、2年前?3年前?にも出場しており、その時にはオープンクラスで優勝もしています。

本橋選手は私のW大自動車部の中退仲間で、一昨年までは同部後輩の川崎選手のコドライバーとしてあんなドラマこんなドラマを作ってきた男です。今回は有村くんに乞われ、初めてのコンビを組むことになりました。

東日本ラリー選手権シリーズの各選手権クラスには全戦で「ラリータイヤのみ使用可」という規制があります。有村/本橋組はSタイヤ(競技専用セミレーシングタイヤ)の使用を前提に練習をしており、今後は全日本戦へのスポット参戦も視野に入れているため、タイヤ規制なしの「オープンクラス」に出場します。
このクラスには有力な2WDドライバーが多く参戦していますが、4WDターボは一台のみ。選手権クラスに対してはタイヤで有利、オープンクラス内ではパワーで有利、となれば、当然狙いはオーバーオール優勝です。
そのため、サービス隊もいつもの早水代表に加え、国際ラリードライバーの増村選手もサービス隊員として帯同し、どのチームよりも強力なプレッシャーバックアップ体制を選手に用意しました。

ラリーは2DAYで、土曜日に4本、日曜日に6本のSSで争われます。
初日の土曜日は全国的な大雨の日。現地も土砂降りだった模様です。あれだけ毎週のように練習をしている有村選手、「ボク雨は走ったことないんですよ〜」などと言いながらスタートして行きました。
昨日今日ラリーを始めたドライバーではないのです。もう10年選手です。そんな訳あるか。しっかり走れ。

その弱気から案の定、SS1から破綻します。

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なぜか左コーナーで左フロントをイン側に刺し、大きくタイムロス。オーバーオール11番手という体たらくでサービスパークに帰ってきました。
おかげでサービス隊は大雨の中、過酷な修理を強いられます。大破したバンパーとフェンダーをなんとか走れる程度に修復し、終わった頃にはサービスパークに他にもう誰も残っていなかったようです。

その晩にはたっぷりと時間をかけて説教チームミーティングが行われ、翌日に向けてメンタル面の叩き直しが実施されました。
(わがチームにいると、確実にメンタルが強くなりますw)

さて、翌朝は晴れ。路面もドライになり、Sタイヤ+4WDターボ+叩き直されたメンタルの本領が発揮できました!
  ・SS5 178秒 (オーバーオール1番手)
  ・SS6 466秒 (オーバーオール2番手)
  ・SS7 309秒 (オーバーオール1番手)
  ・SS8 459秒 (オーバーオール1番手)
  ・SS9 305秒 (オーバーオール1番手)
  ・SS10 173秒 (オーバーオール1番手)

と見事にまとめ、無事オープンクラスで優勝。
オーバーオールでは3位と、目標には届きませんでしたが、まずまずの結果を残してくれました。

彼らは次戦は私と一緒に全日本選手権「モントレー2013 in 渋川」の選手権外クラスに出場予定です。
今回経験したことを忘れずに、これからも頑張ってほしいものです。

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サービス隊も天気も成績も光り輝きまぶしいほどに
(まんもさんのFacebookタイムラインより拝借)

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2012年10月23日

八子ヶ峰ラリー サービスサポート報告

先週は、東日本ラリー選手権の最終戦「第31回 八子ヶ峰ラリー」のサービスサポートに行ってきました。サービスメンバーは早水隊長以下、山田シェフ、BigOnの長津さんとラリー好き中学生のリクくん、そして加納の5人です。
今年の八子ヶ峰(やしがみね)ラリーは長野県の佐久市周辺をスタートして、いつもの八子ヶ峰(白樺湖)エリアにかけてのフィールドで戦われます。標高が高いこともあり、例年天候の急変に翻弄されることが多いのですが、今年は快晴! 標高1,000mの「Karasawa」名物の濃い霧も今日は心配なさそうです。

今回のサービス対象エントラントは以下。

    BC-3クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ
    BC-3クラス 小松/沼田組 DC2インテグラ
    BC-3クラス 須藤/蔭山組 DC2インテグラ

わがチーム員である川崎組は、昨年は東日本ラリー選手権シリーズでチャンピオン争いをしていましたが、職場の異動で参戦休止を余儀なくされ、去年の「りんどうALPEN ATTACK」での優勝以来、約一年ぶりの参戦になりました。
元々川崎選手はこのラリー、特に超高速ヒルクライムステージ「Karasawa」を得意としており、去年、金メダルをカラサワの谷に車ごと落っことしたようなことがなければ、良い結果が期待できます。
が、一年のブランクがどう出るか。ドライビングは非常に上手いのですが何せハートが弱いので、チャンピオン争いをしていた頃のような闘争心で攻めきることができるか、注目です。

スタート前、「やっぱりこの雰囲気はいい!」と川崎選手
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千葉の小松組は目下東日本シリーズリーダー。今日はシリーズ2位のライバルより1つでも上の順位にいればチャンピオンが決まるようです。マシンはいつものミラージュではなく、DC2インテグラを借りての出場。たしかに「Karasawa」でライバルに勝つには、1800tのパワーが欠かせないでしょう。
同じく千葉を代表する全日本ドライバー須藤組はここ何年かは国際ラリーから全日本、東日本と、イベントを選んでスポット参戦しています。こちらもマシンは自身のEP3シビックではなく、弟子の全日本ドライバー鈴木選手のDC2インテグラを借りての参戦です。なんでも、「師匠には言い訳なくキチンと勝てる車でしっかり走ってほしい」という弟子からの叱咤激励?の申し出があり、今回に至ったようです。微笑ましき師弟愛ですが、結果はこの通り。

なんとSS1で土手に刺さってリタイヤ・・・
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結構激しいクラッシュだったようですが、ウデがいいのでこの程度の損傷で済んだ?ようです。自慢の「バケツ・ランプポッド」がすっかりバケツ色に戻っています。
こちらの動画、3分24秒付近からその時の模様がバッチリと・・・。人の見ているところでやるあたり、やはり一流ドライバーは違いますw!



さて、今回のラリーの構成はとてもシンプル。前半は佐久の郊外の「Nishiyama」を続けて3本、後半はエリアを移動して「Karasawa」を続けて3本、というSS6本勝負です。「Nishiyama」はショートステージのため、川崎選手はここでは抑え目のペースでカンを取り戻し、後半勝負!という作戦でスタートしています。

昼間の佐久は暑いくらいだったのですが、われわれサービス隊が八子ヶ峰に移動してテントを立て、クルーが前半の3本を終えてサービスに戻ってきた頃には日もトップリと落ち、吐く息が白くなってきました。おそらく夜半には0度付近まで気温が下がっていたと思います。
川崎組と小松組は前半3本を無事走りきることができたようです。が、タイムはいまいち。小松組はライバルより遅れ、川崎組も抑え目とは言え中盤の集団の中にいます。とはいえ、「Karasawa」で1kmあたり1秒ずつ返していけば捉えられる差。サービスでフロントタイヤを交換し、「イケてる頃のオレ」を思い出すべく、テントの中で過去のインカービデオを見て準備万端です。山田シェフが前日から仕込んだビーフシチュー&お手製パン&ワッフルをいただき、張り切って後半に向けて出発していきました。

そしてついに「Karasawa」で川崎選手が圧巻の走りを披露。1本目に7分00秒、2本目で6分58秒、3本目では6分50秒という、現役東日本選手権ランカーを10〜20秒ずつ突き放すタイムを連発し、一気に2位まで挽回しラリーフィニッシュ。ただ一台、ここをホームコースとする地元の若手には届きませんでしたが、堂々の銀メダルです。この若手とのバトルが相当シビレるものだったようで「4速全開で4輪とも道幅一杯スライドしながら走った」と、永年川崎選手と組んでいるコドライバーの本橋選手も「生命の危機を感じた」くらいだったそうです。
練習を再開したころは「目が付いて行かない・・・」とジジイみたいなことを言っていましたが、ブランク明けでこのタイムは立派。去年落とした金メダルは銀メダルになってしまったけど、無事、カラサワの落し物を取り戻すことができました。オメデトウ!

最近思うのですが、「自分が好きなことを一生懸命やって、成果が出てそれが人にも認められる」というのは、人間これに優る喜びはないのではないでしょうか。特に金メダルを争うこんなバトルができた時には、他の人には決して経験できない脳内分泌物質を味わうことができているように思います。ゴール後に「加納さん、やっぱ楽しかったです」と言った川崎選手の顔が、それを物語っていたように思えます。辛くても苦しくても、辞められないですねw。

さて、小松組は、、、どうなったんでしょう?ラリーは7位でライバルには負けたのですが、これでシリーズポイントは僅差で・・・?正式集計を待ちましょう。

さて、今年のライトアップラリーチームのサービスサポート活動も、残り一戦となりました。次は全日本ラリー選手権最終戦「新城ラリー」です。
私、加納が走ります。「ALEX・KYB・BRIG・ADVANインテグラ 加納/萠抜組」の応援をヨロシクお願いします!

八子ヶ峰は秋から冬に
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2012年01月30日

【優勝】FRC御嶽スノーラリ​ー サービスサポート報告

ワタシが行ってないので報告が遅れました。
1月21-22日は今年のサービスサポート第1戦となる、東日本ラリー選手権開幕戦「FRC御嶽スノーラリー」のサービスに行ってまいりました。
今年もチーム登録ドライバーとなっている、中山選手のサポートです。

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行ってないので詳細が分からないのですが(笑)、なんとクラス優勝です!
昨年の「どんぐり」の際にも書いたのですが、中山選手は実に思い切りのいいイケイケのドライビングをする一方、成績に波があり、まだまだ発展途上のドライバーです。マシンメンテもヒドイものだし、車が壊れていても構わず同じペースで走ってしまうので、こっちはヒヤヒヤです。
しかし昨年積んだ経験が実を結んだのか、スタックリタイヤが多発したこのラリーで無事マシンをゴールまで運び、自身初となる東日本選手権初優勝を獲ることができました。

ライトアップラリーチームでは今年の中山選手の東日本選手権へのチャレンジには全戦サービスサポートをする予定でいますので、ぜひ今後も我々を喜ばせてほしいと思っています。
ただ、マシンの状態があまりにヒドイので・・・、早水隊長が次戦までにマシンメンテの宿題を出しており、そっちの特訓?も始める予定です。

東日本選手権を追いかける皆様、中山選手と当チームを、今年もよろしくお願いします。
※ライトアップラリーチームでは、チーム登録ドライバーにはフルサポートをいたしますが、チーム員以外でもケータリングのみ等の協力をできることがありますので、ニーズがあればご相談ください。
※また、チーム登録ドライバーになってみたいという方がいらっしゃれば、ご連絡ください。年間登録料(初年度:12,000円)のみで一年間サービスサポートが無料(上限はアリ)で受けられますので、損得でいうとかなり得です。趣旨や条件をお話ししますので、ぜひ仲間になりましょう。

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2011年10月25日

どんぐりナイトラリー サービスサポート報告

10月15-16日は東日本ラリー選手権の最終戦で、また全国の地区戦のオールスターラリーとしても開催された「どんぐりナイトラリー」のサービスサポートに秋田まで行って来ました。秋田と言ってもかなり北のエリア、青森県境の白神山地に近い「鷹巣」という辺りです。現在は大館市等と合併し「北秋田市」となっています。

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今回も担当エントラントは一台のみ。
■東日本ラリー選手権
  BC-2クラス 中山/大山組 CJ4Aミラージュアスティ

今回は、親しい茨城パープル、千葉RBACとテント、メカニックを共用し、総勢10人くらいの所帯を構え楽しく一晩過ごす事ができました。
このラリーは、私も地区戦を追っている頃は毎年出ていましたが、かなり高い確率で、「雨」です。以前は梅雨の時期だったので仕方なかったのですが、秋開催の今回も「雨」。選手は走り出してしまえばそうでもないのですが、作業をする人間にとっては雨は萎えます。しかも今回のサービスパークはドロドロのダート路面。足の爪の中まで泥が入り込んでしまったほどです。
もちろんわれわれサービスメンバーはいつものように金曜の夜に東京を出て朝方秋田に着き、一日サービスをこなして24時頃のゴールを見届けたらそのままトンボ帰り。今回は豪雨の中、2人で交替運転だったので結構キツかったです。。

さて、今回のブログのテーマは「技術と経験」です。
中山選手は今年、K’sFactoryさんのサポートでニュージーランドのラリーに出るという貴重な経験をしてきました。日本では考えられないフラット&ワイドな高速ダート。まだ20代中盤の若いドライバーにはこれ以上ない刺激と経験だったでしょう。私が20代中盤の頃には一部のトップチームとお金持ち以外、考えられなかったことです。
しかし今回の秋田の路面はウェットの軟弱ダート路面。1本1本走る毎にどんどんワダチが深くなり、中山選手を苦しめました。幸いなことにオールスタークラスで6位に入賞することはできましたが、得意の思い切りの良い「キレた走り」は影をひそめ、悩みに悩んだラリーだったようです。

ラリードライビングは、常に変化する路面に対応しながら、その中で「よりベターな走り」を求めるものです。「ベスト」を求めるとすぐにコースアウトです。日本中、世界中には、ほぼ無限と言っていいほどのラリーコースがあります。同じ道でも天候や季節により全く性格を変えます。
無茶なスピードでコーナーに突っ込んでいくことは、誰でもできます。無事に抜けられないだけです。どのくらいの速度、姿勢、ステア角、アクセル開度でコーナーに入れば、安全かつ速く抜けることができるのか、この「技術」は「経験」と不可分です。

中山選手は今年緒戦のFRCでも、ヘビーウェット路面に悩まされました。そしてニュージーランド、そして秋田のワダチ。基本の走り方を「知識」としてクチで教えることはできますが、これは本人が「技術」として会得してもらうほかありません。彼は「バカにミラージュを与えた典型」のようなイケイケのドライビングスタイルですが、今年はだいぶ賢くなったはずです。ぜひ来年以降、活かして行ってもらいたいと思っています。

さて、これにてライトアップラリーチームの今年のサービスサポート活動はおしまいです。今年は早水代表が自腹で購入した新車のサービストラックが活躍したり、共同で借りた倉庫を拠点とすることができたり、去年までと比べていろいろ充実した活動ができたように感じています。ご協賛やご協力いただいた皆さんには感謝の一言です。まだ来年の活動内容は決まっていませんが、走りたい人が走れるよう、そして走り続けられるよう、クラブやショップや地域の垣根を越え、できることを地道に続けて行きたいと思います。

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2011年08月30日

りんどうALEPN ATTACK サービスサポート報告

先週は東日本ラリー選手権第6戦「りんどう ALPEN ATTACK」のサービスサポートに長野県の安曇野まで行って来ました。
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さて前回、ラリーは常に「何かある」ものと書きましたが、今回もいくつかの「何か」から始まりました。
  ・主要コースのグレーチングがなくなっているのが発見され、コース短縮
  ・レキの申し込みが2台しかなく、レキキャンセル
  ・サービスカーをぶつける

どれも、ちょっとびっくりです・・・。

今回も担当エントラントは一台のみ。
■東日本ラリー選手権
  BC-2クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ

この「りんどう」は川崎選手が昨年初優勝したラリー。伝統あるこの「地区戦らしいイベント」で、ぜひとも二連覇を成し遂げたいところです。実は川崎選手は職場の都合で土日勤務になり、今シーズンはこれで参戦終了になるかもしれないのです。われわれサービス隊も、今回はいつもの早水代表、山田シェフ、加納に加え、国際ラリードライバーの増村選手も帯同し、戦略やメンタル面でのバックアップ体制を更に充実させました。

Section1はグレーチングがなくなった道がメイン。ここは川崎選手が非常に得意としている道なのですが、距離も本数も短縮になったためあまりアドバンテージを稼げませんでした。
Section2は古いラリードライバーには「Tofu-ya」としてお馴染みのダートSSが3本。ここはライバル大野選手に6秒勝って6秒負けるといった大味な展開に。サービスに戻ってきた時点で数秒差の2位でした。
Section3は名物コース「Utsukushi」がメイン。約9kmの超ハイスピードヒルクライムで、霧もよく出ます。川崎選手は割と霧を苦にしませんし、ヒルクライムですのでホンダVTECエンジンが有利に働くはずです。しっかり自分の走りができれば、二連覇も十分射程圏内です。

しかし2つ「何か」が起こりました。1つめは川崎選手の「Utsukushi」不調。自分の感覚とタイムがシンクロせず、タイムで追い上げることができませんでした。2つめはライバル選手のミス。詳細は分かりませんが、別のハイアベコースで大きな減点があった模様です。
結果、トータルでは逆転でTOPに立ち、無事二連覇を成し遂げることができました。

「スッキリ勝ちたかった」とは本人の弁ですが、ラリーは常に「何かある」ものです。ミス、トラブル、不調、不運、それ以外・・・。事前に環境を作り、それらいろんな要素を潰していくところからラリーは始まり、終わります。だから面白いし挑戦し甲斐があるもので、クルーもサポート・応援する側もライバルも含め、その尊さを分かち合うことができます。おめでとう、本当によく頑張りました!

さて、川崎選手の次戦は未定ですが、ライトアップラリーチームのサービスサポート活動は続きます。次戦はアジアパシフィック/全日本選手権併催の「Rally Hokkaido」です。
そしてその後は毎年参戦している全日本最終戦「新城ラリー」が近づいていますが、、、今年は参戦赤信号です・・・。まる一年休むとなると、ラリー歴13年?で初めてです。

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でもきっと遊びには行きます
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2011年08月09日

プレモントレー2011 in 渋川 サービスサポート報告

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今週は東日本ラリー選手権第5戦「プレモントレー2011 in 渋川」のサービスサポートに行って来ました。
「群馬のモントレー」といえば、アラフォー以上のラリーストには「超」の付く憧れのラリー。「群馬一速い」=「日本一速い」だった時代もあり、多くのトップドライバーが育った地域です。私もそれに憧れ、ビギナーの頃は群馬の県シリーズを中心に追いかけていました。
ここしばらくは東日本ラリー選手権としての開催ですが、「プレ」が取れて再び全日本選手権として開催された暁には、何を差し置いても出たいイベントです。
復活までにはまだ大変な準備や時間が必要かも知れませんが、渋川市役所はじめ地元のバックアップも大きいようですので、ぜひとも期待して待っていたいと思っています。


さて、いつも前置きが長いのですが、今回は本題にあまり書くべきことがありません。
8月の群馬、涼しい訳はありません。暑さはマシンにも堪えますが、ドライバー・コドライバーにはもっと堪えます。ましてやDE○Uには・・・。


今回の担当エントラントは一台のみ。
■東日本ラリー選手権
  BC-2クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ


クルー二名とも、頼り甲斐があるというか大柄というか体格がいいというかメタボです。
エアコンの付いていないラリー車での移動〜レキ〜本番〜移動と、クルーは外からの熱風、エンジンからの熱気にさらされっ放しでほとんどの時間を過ごさねばなりません。
移動〜レキだけで既に2kg痩せたという川崎選手、終始体調がすぐれません・・・。
ラリーウィークの金土日ともに、日中はカンカン照り→夕方カミナリ→前も見えないくらいの豪雨→蒸し暑い夜というローテーション。もうさして若くはない体には相当負担がかかり、夜もなかなかぐっすりとは眠れなかったようです。
ラリーはスポーツ。しかもメンタル面の比重が相当大きい競技です。疲れが蓄積した状態では闘争心満点の攻めた走りはできません。


今回はともに東日本選手権を争うライバル依田選手組と大野選手組に加え、全日本選手の上原選手組も出ています。シリーズを考えると上原選手はとりあえず置いておいて、ライバル二台に負けず2位に入ることが目標でした。
サービス隊的にはクラスで唯一、夜のサービスでダート⇒舗装の足回り交換をやるなど自己満足度は高かったのですが(笑)、結局4位。悔しい結果となってしまいました。
ただ体調のすぐれない中、5位の元全日本選手の渡部選手のPROTONにはキチンとアドバンテージを保ち、難コースをドライビングミスやトラブルなく完走しシリーズポイントを取れたことは収穫です。
現在の東日本選手権のシリーズポイントは、比較的、順位間の差が大きくないため今回は三連続リタイヤ=0点ではなかったことで十分としたいと思います。
ラリーは常に「何かある」もの。マシンもクルーも最後まで完全完璧絶好調!!なんてことは滅多にありません。ワンラリーでもワンシーズンでも、です。
チーム一同あきらめずに8月末の次戦、安曇野/美ヶ原高原の「りんどうALPEN ATTACK」に挑みたいと思います。川崎/本橋組が昨年初優勝したラリーです。

posted by Kano
(チョットプレッシャーカケスギタカモナ・・・)
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2011年07月19日

ツールド東北 サービスサポート報告

今週は東日本ラリー選手権「ツールド東北」のサービスサポートに、青森県まで遠征してきました。
ホストタウンは青森県岩木町、現在は合併して弘前市の一部になっている、「津軽富士」岩木山の麓の町です。
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いつもは山の中がサービスパークになることが多いのですがここは田畑と民家のある町中(と言っても当然東京の感覚からしたらのーんびりした町中ですが)。津軽の方たちは皆さん非常に人懐っこくて好奇心旺盛で、たまに近所の子供やお年寄りが興味深げにサービスパークを見にやってきます。が、言葉は全く通じません(笑)。
メンバーはいつものチーム代表早水隊長以下、山田シェフ、加納に加えて今回は大阪から仕事で盛岡に長期出張で来ている元全日本JN-1クラスチャンピオンドライバー、廣瀬選手もゲストメカニックで力を貸していただきました。
東日本戦の青森、秋田のイベントは実質土曜日一日の1DAY。サービス隊は金曜夜に東京を出て土曜朝からサービスをこなし、23時頃のゴールを見届けてすぐに帰れば日曜の朝には都内に戻り普通の休日を過ごすことができます。その過程は過酷ですが・・・。
そして今回もその過酷さに報われない結果に・・・。


今回の担当エントラントは以下。
■東日本ラリー選手権
  BC-2クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ
■東北ラリーシリーズ
  Cクラス 細田/萠抜組 CN9Aランサー


細田選手は東北のラリーが好きで毎年埼玉から遠征に来ています。数年前にはこのコンビでダム底に30mほど落ちているのですが、懲りていません。今回はプロペラシャフトのジョイントガード部のトラブルはあったものの、無難に走りクラス7位で完走でした。

レギュラーサポートしている川崎/本橋組は前戦、金メダルをカラサワの谷に自ら投げ捨てており、シリーズポイントを考えるとぜひともここは優勝したいところ。しかも後から知ったのですが、長野のK'sFactoryの若手、大野選手が大変力をつけてきており、前戦の、特にダートSSではかなり負けていました。
私の経験上、一度でも若手に走り勝たれるとその自信があっという間に実力となり、30代以上のドライバーは実力で抜き返すことはなかなか大変です。オールダートのここ青森は、もしかすると今シーズンのターニングポイント(もしかしたら川崎選手のラリー人生のターニングポイント)になるかも知れない一戦だと考えていました。
そしてその予感が的中しそうな結果になってしまいました・・・。


16時にスタートしたラリー車は、19時ころにSection1の4SSを終えサービスに戻ってきました。その時点でトップはやはり大野組。川崎組は5秒ビハインドの2位。返せない差ではないですが、1〜2秒ずつ満遍なく負けているというイヤな展開です。
マシンもちょっとしたトラブルはあったものの大きな問題はなく、できる限りのアドバイスと気合を与えてSection2に送り出しました。
その後サービス隊がテントを撤収しゴール会場でフロに入っている時、その残念な一報が入ってきました・・・。マシントラブルで、リタイヤです。

急いでフロを切り上げ現場にレスキューに向かうと、ドライブシャフトのアウターのスプライン部がねじ切れるように折れていました。インナー側も固着しており、もしかするとこっちが先で、結果アウターが壊れたのかも知れません。
ホンダ車は駆動系が弱点で、川崎号は(加納号もですが)考えられる対策はしてきてはいるのですが、いつも同種のトラブルに泣かされています。
今回はちょっとドライバーを責められませんが、結局大野組はそのまま東日本戦初優勝、対して川崎組はまたもノーポイント、という現実は変えられません。目標のシリーズチャンピオン、黄信号です。


次戦は8月。群馬の「プレモントレー」です。ミックス路面ですが川崎選手得意の舗装の比率が高いようですので、ここで挽回できるか。しかし舗装はもう一人のライバル依田選手も得意とするところ。その次は川崎選手の一番の得意のラリー、長野の「りんどうALPEN ATTACK」が続きます。本当の正念場です。


また、今週は中山選手がK'sFactoryさんのサポートでニュージーランドの国内戦に参戦しています。詳細はまだ分かりませんが、完走しポディウムフィニッシュを果たせたとのこと。若いドライバーはこうしたいいチャンスをどんどん活かし、借金経験を積んで行ってほしいと思います。

最後に廣瀬選手、お疲れさまでした。ありがとうね!次はお互いドライバーとして、どこかの全日本戦でお会いしましょう。

追記:
青森の帰り、早水隊長はそのまま栃木で東北道を降り、丸和オートランド那須で行われるダートラの地区戦のサービスに駆け付けました。出ていたのはALEXの潮社長ですが、、、転倒リタイヤでした・・・。
また散々。

posted by Kano
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2011年06月27日

八子ヶ峰ラリー サービスサポート報告

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最近、Facebook等で親しくなった方から、「ラリーのサービスってどんなことするの?」という質問をいただくことがあります。
説明しましょう。長くなります。

■いい時
・空気のおいしい高原に着き、雄大な景色の中でテントを広げる。とりあえずコーヒーを淹れたり、運転しない人は早速Beerをいただいたり…。
・仲間のエントラント(出場選手)のマシンは事前に十分な準備整備がされていて、出走前は何もやることなし。
・今日の作戦や走りのアドバイスを授け、スタート時刻になったらみんなを送り出す。
・バーベキューコンロに火を入れ、食事を作り、みんなでワイワイ楽しく過ごす時間。Beerももう一本…。
・途中、エントラントから「無事です」「順調!」などの電話連絡が来て安心する。ここまでの成績も悪くないようだ。
・サービス時刻が近づくと、交換するタイヤや部品の準備を始め、作業分担を打合せ。ここは真剣に。
・ゼッケン1から順に競技車がサービスパークに戻ってくる。われわれのエントラントにトラブルはなく、ルーティン作業のみで送り出す。現在の成績は全車入賞圏内!期待ができる。
・次のサービス時間まで待機。緑の中、少しウトウトしたりしながら待つ。都会での日常から離れ、とても気持ちがいい。
・ラリーの規模により、上記を繰り返す。今回のような地区戦/県戦だと1〜2回。全日本は宿泊しながら2日間で4回ほど。国際イベントでは3日間も。
・やがてゴール。エントラントたちが笑顔で帰ってくる。成績は優勝含め全車入賞!
・みんなに「ありがとう、心強いサービス隊のおかげで安心してアクセルを踏めた」「今日の優勝はサービス隊のおかげ」と、照れるようなことを言ってもらう。やってて良かったと思う瞬間。
・マシンは多少ぶつかったり壊れたりはあるものの、問題なく自走して帰れるようだ。
・ゴール後は地元のおいしい食事をいただき温泉につかり、ゆっくりと今日一日の疲れを落とす。これも楽しみの一つ。
・表彰式の賞品のいくつかを感謝のしるしにもらい、帰途につく。疲れはしたが、充実した心地よい疲れだ。
・帰りには土地土地の魅力的なお土産を買って帰る。帰宅すると家族が笑顔で出迎えてくれ、お土産も喜ばれた。よし、また行こう。

こんな感じです。
はい。ここまでの空気でお分かりの通り、こんなことはほとんどありません。

■悪い時
・金曜日の深夜、仕事を終えそのまま寝ずに高速に乗り、朝まで徹夜で走り続け遠い遠いラリー会場へ向かう。
・着くと雨。おまけに強風。びしょ濡れになりながらテントを張る。空は真っ暗で景色など一切見えず。
・あるいは猛暑。強烈な日差し。雨だろうと晴れだろうと、どのみちびしょ濡れになる。おまけに虫、蚊、蜂にまとわり付かれる。
・出走前、エントラントのマシンにトラブル発生。びしょ濡れ、ドロドロのマシンの下にもぐり目や口に泥が落ちる。場合によっては電話をかけまくり交換部品の手配をする。もっと場合によっては一度東京に戻って部品を取ってくることも…。
・なんとか出走前リタイヤは免れ、スタートを送り出す。
・ひと息つきたいがそんな余裕はなく、時折飛ばされそうになるテントを何度も固定し直す。テントからは雨漏りも…。
・標高が高いためガスコンロがなかなか付かない。服も靴もびっしょり濡れ、とても気持ちが悪い。一睡もしていないため少しは横になりたいがそんなスペースはない。
・エントラントから電話が! コースアウト、クラッシュしマシンが大破、自走できないとの報告。引き上げと積載車の手配に追われる。
・またエントラントから電話が! クラッシュ多発の影響でタイムスケジュールが遅れ、かなり待たされるようだ。当然帰りも遅くなることになる。
・散々待たされ、やっとサービスパークにエントラントが戻ってくる。みんなトラブルを抱えたりくだらないクラッシュをしており過酷な重整備を要求される。
・成績は振るわず、エントラントの表情はみんな冴えない。
・せっかく用意した食事も、作業のためほとんど手を付けられず。なんとか時間内にサービスパークから送り出す。
・ラリーの規模とエントラントのアタマの悪さ加減で、上記を繰り返す。リタイヤ車は続々増える。サービスの仕事も続々増える。
・自走できないリタイヤ車が増えたせいで積載車が足りない。そのため1台積んで東京に一旦戻り、またぶっ通しで走って戻ってくる。
・やがてゴール。ゴール会場はたいていサービスパークと離れているために、撤収する際にエントラントの荷物を運んであげないとならない。中にはドロドロのタイヤやスペアパーツもあり、かなりの重量物もある。作業ツナギもトラックも汚れるし腰にくる…。
・ゴールしたエントラントの成績は振るわず、「ありがとうございました」の言葉にも疲れは取れない。
・ロクに風呂にも入れず、食事も仮眠も取れないまま帰途につく。居眠り運転をギリギリで堪え交替で運転するが、高速は大渋滞。
・帰りは深夜になり、荷物を降ろしてやっと解散。日付はすでに月曜日…。
・家族は寝ておりそっと帰宅。お土産は買い忘れた。ラリーをやってて家族に感謝されることなんて、何一つない。
・数日ぶりにシャワーを浴び、ふと今回のラリーのタイム表を見ようとパソコンを開いたら仕事のメールが大量に入っている。過酷な非日常から過酷な日常に戻り、人生がどんどん消耗されていく…。

さて、ここまでが前置きです。ここからは今週の報告ですが、ここまでの空気の通り、です…。

今回のサービス対象エントラントは以下。
  ■東日本ラリー選手権
    BC-2クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ
    BC-2クラス 萩原/萠抜組 AE111トレノ
    0カー 石崎/三谷組 GDBインプレッサ
  ■長野県ラリーシリーズ
    Cクラス 津田/村松組 CP9Aランサー

川崎組は前戦FRCで優勝しており、目下ポイントリーダー。念願のシリーズチャンピオンに向け実力も経験もチャンスも整ってきています。今回の名物コース、超高速ロングSS「Karasawa」は川崎選手の得意とする道。十分に期待です。
萩原選手は前戦、悪路で有名なMSCCをノートラブルで走りきり、きっと経験値を増していることでしょう。若いので伸びしろもまだまだ十分。今回はコドライバーに私の相棒、萠抜選手を起用しており十分にドライバーの長所を引き出してもらえる体制です。
そして石崎組は今回は競技車の先頭を走り、コース状況の確認をしたり危険箇所の判断を行う「0(ゼロ)カー」として出走します。実績、経験十分なドライバーにしかオファーが来ない名誉ある役割ですが、選手ではないので別に誰よりも速く走る必要はありません。
あろうことか、ラリーはこの0カーのリタイヤから始まりました。それもSS1・・・。

SS1、舗装の「Yokoseki」の第1コーナーは有名な「魔のコーナー」。0カーは数10mしか役目を果たさず、コースアウトし右フロントを大破しストップ。早速積載車で迎えに行くことに…。そのコーナーにはそのあともコースアウトや転倒車が続々と。
そしてダートのSS4「Nishinosawa」、それまで好調だった萩原組がコースアウトし転落。Sweeperに引っ張り上げてもらったものの駆動系が破壊されており自走できずリタイヤ。2週間前のMSCCのダメージが車に残っていたと思われます。
川崎組と津田組は順調にサービスに戻ってきました。川崎組は2位に10秒程度差を付けてトップを快走中の模様。サービス中に突然の豪雨になりサービス隊はびしょ濡れになりましたが、特に大きなトラブルもなくサービスアウト。選手達は山田シェフのおいしい食事をいただき元気一杯です。
その後コースサイドに放置されていた萠抜選手を迎えに出ました。その名も「雨境峠」を越えると快晴。こういう日の午後はたいてい濃霧になります。
次の最終サービスも順調。Section3は舗装の「Karasawa」のみ。舗装用タイヤに履き替え、超高速コースに挑みます。川崎組はリードを20秒ほどに拡げており、このまま若干ペースダウンをしても優勝が濃厚です。津田組も2位!
「序盤はいろいろあったけど、あとは嬉しい報告を聞くだけだねー」などと話しながらテントや道具、工具を撤収。われわれも作業ツナギから着替え、帰る準備を整えて休憩。
ほどなく電話が鳴る。川崎選手からだ。

「カラサワで10mほど落ちました。」

マシンの引き揚げは無理の模様。とりあえず人間だけ回収するためにコースへ向かいます。
現場はこの通り。
sP1020334.JPG201106251914000.jpg

キレイにガードレールの切れ目から上手いこと落ちています。

本人曰く、
「2位の依田選手には30秒近い差を付けていた。」
「ペースを落とそうと思っていたが、さっきまで濃かった霧が晴れたので気持ちよく走ってしまった。」
「『右6左3』を、『右6左6』と聞き間違えた。」
「ゴールまではあと3kmくらいだった。」
「ビデオ撮れているかな?楽しみにしていて下さい。」

ええ、楽しみにしますとも…。

早水隊長、山田シェフ、江口くん、お疲れさまでした。またBigOnの長津さん、ありがとうございました。
長津さんは最後の顛末を知らないまま帰ったんですよね…。

で、川崎号は深夜に無事引き上げることができ、自走で帰ることができたようです。
次戦は「ツールド東北」、青森遠征です。逆境を乗り越えチャンピオンになれるか、ただのクルクルパーで終わるか、ご期待ください…。

posted by Kano
posted by RLightUpRallyTeam at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | JAF東日本ラリー選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

東日本戦#01_FRC 優勝!

ライトアップラリーチームの今年のサービスサポート初戦、FRCラリーマウンテンクロスin木曽に行ってきました。
レキからゴールまでずーっと豪雨。気温も低くサービスも大変でしたが、選手はもっと大変だったようです・・・。

まずは日ごろからサービスシェフ?としての協力もいただいている山田選手がSS1からコースアウト⇒クラッシュ⇒自走不可と波乱の幕開け。次いで今年からチームメンバーになった中山選手もSS1で刺さり、ミラージュの顔を男前にしてきました。

そんな中、もはや地区戦選手の中でも古い方の部類に入ってきた(笑)川崎選手はその経験を活かし、悪コンディションにも惑わされず好タイムを並べ、途中ギアがスタックするトラブルも抱えながらも完走。クラス優勝の吉報をもたらしてくれました!

Section2を終えてサービスに戻ってきた時点でラリーフィニッシュとなってしまったのですが、その時点では「負けた〜悔しいー!」と言っていたのでサービス隊はさっさと撤収して帰ってきてしまったのですが、優勝なら表彰式まで残れば良かったです!
まだ詳しいリザルトは見ていないのですが、タイムとインカービデオを見るのが楽しみです。

これで川崎選手は念願のシリーズチャンピオンに向けて最高のスタートが切れました。今年は私は選手として思うような活動ができそうにないので(涙)、みんなの応援をして一緒に夢を追いかけますよ!!

選手の皆さん、お疲れさまでした。オフィシャルの皆さんも今回はふだんの数倍ご苦労されたかと思います。本当にお疲れさまでした。そして一緒にサービスをしたBigOnの皆さん、大変お世話になりました。また、やりましょう!

【結果】
  ■東日本選手権
    BC-Bクラス 川崎/本橋組 DC2 優勝
    BC-Bクラス 中山/大山組 CJ4A 11位 (←刺さった後、いつもの超積極的な走りがすっかり影をひそめてしまったみたいです。これも経験。次、ガンバロウ!)
  ■長野県シリーズ
    C クラス 山田/徳永組 GC8 R (←クラッシュまでのインカーを見ましたが、すごく良い走りでした!早く直してまた走りましょう!!)

次回は5/21の丸和練習会でお会いしましょう!

posted by Kano
posted by RLightUpRallyTeam at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | JAF東日本ラリー選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

第30回どんぐりサマーナイトラリー

今週末は、JAF東日本ラリー選手権第2戦、JMRC東北ラリーシリーズ第1戦の
第30回どんぐりサマーナイトラリーが開催されました。

ライトアップラリーチームのメンバーからは、
●川崎(ライトアップ)/加納(ライトアップ)組 Bクラス2位
●石崎(フェイスクラフト)/三谷(ライトアップ)組 Cクラス3位
と好成績で終えることができました。
(* ‘∇‘)/°・:*【祝】*:・°\(‘∇‘ *)

関東地方が雨だったため、天気を気にして出発しましたが、土曜日現地は晴天。
日焼けするぐらい暑い1日。

PH_6.jpgスタート前の川崎/加納組。加納選手、ひさしぶりのコドラで緊張だそうで。

PH_7.jpgサービス中の川崎/加納組(手前)と石崎/三谷組(奥)。「1本目の悪いところを加納さんに指摘されて、直して走った2本目は、ベスト取れました」(川崎選手談)

次回も期待してます!!!
posted by arievo at 03:59| Comment(0) | TrackBack(0) | JAF東日本ラリー選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

【東日本ラリー選手権第7戦AzuL オープンクラス優勝】

報告が遅くなってしまったのですが(本人から)、東日本ラリー選手権第7戦「第22回南信州ラリーin阿南町&天龍村」に、ライトアップラリーチームから有村正志/萠抜浩史組「ALEXスフィアDRACアリエボ6」ランサーがオープンクラスに参戦し、見事優勝を飾ることができました。有村選手、初優勝です(たぶん)。おめでとう!

本来なら選手権クラスにエントリーするべき力量ではあるのですが、今年はダートが多くなったため(有村選手はダートは全く走れません!)選手権を追っておらずポイントもないことから、コストの安いオープンクラスにエントリーしたとのこと。
結果は11本中8本のSSでぶっちぎりのベストを連発。2位に80秒の大差を付けての優勝でした。

ただ本人は選手権クラスとの差を気にしており、今回のタイムを選手権に置き換えると7位、という微妙な成績。「優勝」と聞いてさぞかし破顔しているかと思いきや、そうでもないようです。

次戦はどうするのか聞いてないですが、これで勢いをつけて、ますます練習に励みチームに吉報をもたらして欲しいものです!

posted by Kano
posted by RLightUpRallyTeam at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | JAF東日本ラリー選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする