日時:2007.05.26,27
主催者:ターマック・モータースポーツ・クラブ(略称:TARMAC)
場所:茨城県日立大宮市?笠間市・栃木県茂木町周辺200km
格式:準国内
クルー:中野/菅野組
参加車両:AE111カローラレビン
参加車両名:ALEX@RLURTカローラ
参加チーム名:RLURT
クラス:B(排気量1401cc?2500cc)
ゼッケン及びスタート時刻:No.44/ 20:44
リザルト:10位/21台
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自分にとって実に1年と2ヶ月振りの本番である。
それまでの間,山やサーキット,ジムカーナと,舗装に関わる事は大体してきたつもりである。
しかし,当然の事ながら不安もある。1年2ヶ月のブランクは確実に試合勘を鈍らせている。
しかし,それがどう影響するかは蓋を開けてみねば解らない。
1年と2ヶ月のブランク,そして車両変更がどう出るか??今後に繋がるのか??
RLURTでは有村/三谷組(Cクラス,ドラ,コドラ),日下(チーム員ではない)/大関組(Bクラス,コドラ)が出場。
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●スタート会場
16時からの受付に対し15時半に到着。既に当チームのサービス隊は到着しており荷物を預ける。
受付・車検共に問題なし。
●スタート?1CP
時間走+ローアベ区間。ODを取り,アベ区間に入る。TARMACだからアベ走行で何かあると思ったがまさかスタートしていきなり引っ掛けアベ走行とはやられた。しかし慎重に且つ早急に引っ掛けを見抜いたコドラ・菅野選手のおかげでほぼオンタイムでCP IN。
●1CP?2CP N柳6.8km
今回初のハイアベ。
道としては最初のみ狭い上コーナーが急で舗装が荒れているが,全体的には道幅も広く舗装がきれいな為かなり踏める道。
ただしコマ図が多い為ミスコースには注意。
この双柳に関してはペースノートを持っており,コドラに読み上げてもらい走行。キンクスをいまいち踏み切れず少々モタ付いた動きだったが,上がってみれば4番手。しかしベストの15秒落ちは少々良くない。
(2CP?3CP:ローアベ区間)
●3CP?4CP W国5.5km
2本目のハイアベ。道としては1ステで使った区間は道幅も比較的広く泥や落葉もあまりない道。直線とコーナーのバランスも取れており,自分としては走りやすい道。
ここはノートがない為有視界走行。
カウントダウンされ,スタート!!…と思いきやいきなりのギア抜け。なまじ回転が上がっている為クラッチを切ってもギアがギーギー言うだけで入らない!!…仕方なく回転落ちてからギアを入れスタート。これで軽く5?6秒は遅れた。
ハイアベ内は有視界にも関わらずきっちり踏んで行けたしハンドル操作のタイミングも車のコントロールも気持ちよく出来ていた。それでも結局8秒遅れ。
あのスタートミスさえなければ乗れてたのに…トップとの差もあまりなかったのに…いや,勝負に『たられば』はない。ミスはミスだ。
(4CP?5CP:ローアベ区間)
●5CP?6CP D石4km
3本目のハイアベ。ここも有視界にて走行。
道としては今までの2本とは対照的に狭くてヘアピンが多くて泥・砂利・落葉が多く舗装荒れ(ギャップ)も激しいいやらしい道。
本人は相当頑張ったつもりだが,隣のコドラ・菅野選手も解るくらいギクシャクしている。結局46秒遅れ。トップとキロ4秒の差は痛すぎる。
(6CP?中継)
●中継
とりあえず車両のトラブルは何もない為,食事を頂く。奥田さん,いつも美味しい食事ありがとうございます。 ついついおかわりをしてしまった。
しかし…公式通知にて2ステスタート時刻が変更となり,サービスIN時間は約2時間に。このサービス時間延長にてテンションが落ちない様に体を休めつつ話は止めない。
次はスタートしていきなりのアベ走行。サービスOUTでヘルメットを被るのは初だ。
ちなみに1ステ終了時で順位は9位。
●7CP?8CP D石4km
5?6CPの逆走。1ステの時激しいギャップに飛ばされて少々危ない目にあった為,その区間は抑えて行くことにする。しかし,それを意識しすぎるあまり全体的にモッサリとしたドライビングとなりやはり乗れてる気がしない。結局5?6CPと大して変わらない45秒遅れ。
(8CP?9CP:ローアベ区間。コマ図間違えてミスコースしたがリカバリは容易であった為特に問題はなかった)
●9CP?10CP W国11km
3CP?4CP逆走+W国全線通し。今回最長距離のハイアベである。
道としては
・セクション1:落葉や山からの水による川が多く道幅も狭い,しかしヘアピンはあまりない,つまりはそれなりに車速の乗る危険な区間。
・セクション2:非常に長い直線のある高速セクション。コーナーも比較的車速が乗せられるコーナーであり,路面も割ときれい。ただし,車速がかなり乗る為,ワンミス=リタイヤと言うかなり危険なセクション。
・セクション3:直線は短いが,きついヘアピンも少ない中速セクション。所々に落葉や泥はあるが,基本的にはきれいな道。ただし,距離的に人間の疲労度が高くなっている為,気抜けに注意。
それなりには乗れているし所々ラインを外したりするがコントロールも出来ている。ただし,やはりセクション3辺りで一瞬集中が切れ,ドライビングが荒くなる。そこをコドラに指摘され,修正を行う。ちなみにこのセクション3にて一台C車が道からこぼれていたが道塞いでないし問題はないでろうとそのまま通過。
途中いくらか危ない目には合ったが何とか11kmを走り抜く。タイムはトップとキロ2秒弱の差。やはり後半のダレか。
(10CP?11CP:ローアベ走行。11CP?SS1スタート:フリー区間)
●SS1 N柳8.0km
1?2CPの逆走+通し。
再びノート走行に切り替え。
ノートのタイミングが若干遅いが問題はなく気持ちよく踏んでいける。
立ち上がりのアクセルONも前のEPの時とは比較にならないくらい早く出来る。滑った時のコントロールも大丈夫だ。
しかしノートを意識しすぎるあまり,1ステの双柳と比較し,ブレーキが増えた気もする。そこで遅れが出たのだろう。トップより20秒遅れの08'29"
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これにてラリーは終了。ゴール会場にてビデオのチェックを行う。結構ラインを外している所が多い。
程なくして暫定結果が出た。自分は…10位。やられた。やはりD石の遅れが特に響いたのだろう。とりあえず1ポイント獲得したが,折角の復帰第1戦はシングルで飾りたかった。
まだまだ精進が必要である。皆さんこれからも応援の程お願いします。
また,スムースなラリー進行に尽力下さった主催チームTARMACさんを始めオフィシャルの皆様,お疲れ様でした。
RLURT結果
ゼッケン3 有村/三谷組 : Cクラス6位/23台
ゼッケン28 (日下)/大関組 : Bクラス2位/21台
ゼッケン44 中野/菅野組 : Bクラス10位/21台
文責:RLURT 中野