2012年10月23日

八子ヶ峰ラリー サービスサポート報告

先週は、東日本ラリー選手権の最終戦「第31回 八子ヶ峰ラリー」のサービスサポートに行ってきました。サービスメンバーは早水隊長以下、山田シェフ、BigOnの長津さんとラリー好き中学生のリクくん、そして加納の5人です。
今年の八子ヶ峰(やしがみね)ラリーは長野県の佐久市周辺をスタートして、いつもの八子ヶ峰(白樺湖)エリアにかけてのフィールドで戦われます。標高が高いこともあり、例年天候の急変に翻弄されることが多いのですが、今年は快晴! 標高1,000mの「Karasawa」名物の濃い霧も今日は心配なさそうです。

今回のサービス対象エントラントは以下。

    BC-3クラス 川崎/本橋組 DC2インテグラ
    BC-3クラス 小松/沼田組 DC2インテグラ
    BC-3クラス 須藤/蔭山組 DC2インテグラ

わがチーム員である川崎組は、昨年は東日本ラリー選手権シリーズでチャンピオン争いをしていましたが、職場の異動で参戦休止を余儀なくされ、去年の「りんどうALPEN ATTACK」での優勝以来、約一年ぶりの参戦になりました。
元々川崎選手はこのラリー、特に超高速ヒルクライムステージ「Karasawa」を得意としており、去年、金メダルをカラサワの谷に車ごと落っことしたようなことがなければ、良い結果が期待できます。
が、一年のブランクがどう出るか。ドライビングは非常に上手いのですが何せハートが弱いので、チャンピオン争いをしていた頃のような闘争心で攻めきることができるか、注目です。

スタート前、「やっぱりこの雰囲気はいい!」と川崎選手
DSC_0874.JPG

千葉の小松組は目下東日本シリーズリーダー。今日はシリーズ2位のライバルより1つでも上の順位にいればチャンピオンが決まるようです。マシンはいつものミラージュではなく、DC2インテグラを借りての出場。たしかに「Karasawa」でライバルに勝つには、1800tのパワーが欠かせないでしょう。
同じく千葉を代表する全日本ドライバー須藤組はここ何年かは国際ラリーから全日本、東日本と、イベントを選んでスポット参戦しています。こちらもマシンは自身のEP3シビックではなく、弟子の全日本ドライバー鈴木選手のDC2インテグラを借りての参戦です。なんでも、「師匠には言い訳なくキチンと勝てる車でしっかり走ってほしい」という弟子からの叱咤激励?の申し出があり、今回に至ったようです。微笑ましき師弟愛ですが、結果はこの通り。

なんとSS1で土手に刺さってリタイヤ・・・
644742_377944255617477_1900066412_n.jpg

結構激しいクラッシュだったようですが、ウデがいいのでこの程度の損傷で済んだ?ようです。自慢の「バケツ・ランプポッド」がすっかりバケツ色に戻っています。
こちらの動画、3分24秒付近からその時の模様がバッチリと・・・。人の見ているところでやるあたり、やはり一流ドライバーは違いますw!



さて、今回のラリーの構成はとてもシンプル。前半は佐久の郊外の「Nishiyama」を続けて3本、後半はエリアを移動して「Karasawa」を続けて3本、というSS6本勝負です。「Nishiyama」はショートステージのため、川崎選手はここでは抑え目のペースでカンを取り戻し、後半勝負!という作戦でスタートしています。

昼間の佐久は暑いくらいだったのですが、われわれサービス隊が八子ヶ峰に移動してテントを立て、クルーが前半の3本を終えてサービスに戻ってきた頃には日もトップリと落ち、吐く息が白くなってきました。おそらく夜半には0度付近まで気温が下がっていたと思います。
川崎組と小松組は前半3本を無事走りきることができたようです。が、タイムはいまいち。小松組はライバルより遅れ、川崎組も抑え目とは言え中盤の集団の中にいます。とはいえ、「Karasawa」で1kmあたり1秒ずつ返していけば捉えられる差。サービスでフロントタイヤを交換し、「イケてる頃のオレ」を思い出すべく、テントの中で過去のインカービデオを見て準備万端です。山田シェフが前日から仕込んだビーフシチュー&お手製パン&ワッフルをいただき、張り切って後半に向けて出発していきました。

そしてついに「Karasawa」で川崎選手が圧巻の走りを披露。1本目に7分00秒、2本目で6分58秒、3本目では6分50秒という、現役東日本選手権ランカーを10〜20秒ずつ突き放すタイムを連発し、一気に2位まで挽回しラリーフィニッシュ。ただ一台、ここをホームコースとする地元の若手には届きませんでしたが、堂々の銀メダルです。この若手とのバトルが相当シビレるものだったようで「4速全開で4輪とも道幅一杯スライドしながら走った」と、永年川崎選手と組んでいるコドライバーの本橋選手も「生命の危機を感じた」くらいだったそうです。
練習を再開したころは「目が付いて行かない・・・」とジジイみたいなことを言っていましたが、ブランク明けでこのタイムは立派。去年落とした金メダルは銀メダルになってしまったけど、無事、カラサワの落し物を取り戻すことができました。オメデトウ!

最近思うのですが、「自分が好きなことを一生懸命やって、成果が出てそれが人にも認められる」というのは、人間これに優る喜びはないのではないでしょうか。特に金メダルを争うこんなバトルができた時には、他の人には決して経験できない脳内分泌物質を味わうことができているように思います。ゴール後に「加納さん、やっぱ楽しかったです」と言った川崎選手の顔が、それを物語っていたように思えます。辛くても苦しくても、辞められないですねw。

さて、小松組は、、、どうなったんでしょう?ラリーは7位でライバルには負けたのですが、これでシリーズポイントは僅差で・・・?正式集計を待ちましょう。

さて、今年のライトアップラリーチームのサービスサポート活動も、残り一戦となりました。次は全日本ラリー選手権最終戦「新城ラリー」です。
私、加納が走ります。「ALEX・KYB・BRIG・ADVANインテグラ 加納/萠抜組」の応援をヨロシクお願いします!

八子ヶ峰は秋から冬に
DSC_0884.JPG

posted by Kano



posted by RLightUpRallyTeam at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | JAF東日本ラリー選手権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/298673111

この記事へのトラックバック